「インド万華鏡」の旅へ

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マヒンドラ・オートよ永遠に! / ウジャイン3

ヒンドゥ聖地としてのイメージの強いウジャインだが、私にとってウジェインとは、ズバリ、マヒンドラの乗り合いオートに他ならない。 

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見よ、このレトロなマッドマックス的風格を! 

一般にテンプーと呼ばれるこの公共の乗り合いミニバスは、大きく前に伸びた前輪駆動のフロントノーズから、あたかもイージーライダーのように車輪が突き出し、内部構造もまるで耕耘機のようにシンプルだ。 

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そのノーズカバーを開けただけで、シンプルなエンジン構造の全てがあらわになる

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図体の割には華奢かつシンプルな操作系

独特なピストン式レバーを前後し、ギアチェンジをするドライバーのその手さばきがまた渋すぎる。 

 

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前輪の脇にマフラーが見える。車窓にはやはりターバンがお似合いだ

エンジン音はどこまでも単調。その特徴的な腹に響くドッドッドッドッドというリズミカルな低音を轟かせ、黒煙をモクモクとなびかせて今日もガタガタと疾走する。

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木造家屋も残る古い町並みを背にひた走る 

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道っぱたは即席の修理工場でもあり、車庫でもある

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どこか、動物の顔を思わせるフロント・フェイスだ。しかし、各車年季が入っている!

聞くところによると、かつてはインドの北半分全域で見られたこのオートも、現在ではデリー周辺とこのウジェインを除いて絶滅してしまったという。 

近隣のインドールでは、2010年2月には健在だったが、同じ2010年の12月には見事に消滅し、全てスズキマルチの箱バンへと入れ替えられていた。 

いずれインドの大地からこの姿がすべて消え去ってしまう日もそう遠くはないだろう(それはひょっとして2016年現在、すでに起こっているかもしれない!) 

だが、私にとってのウジェインとは、永遠に疾走するマヒンドラ・オートなのだ。

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花売り女と牛とマヒンドラ。スズキ・マルチなんてこの街には似合わない 

この乗り合いオート・テンプーというミニバス、番号の振られた市内循環ルートと、郊外に向かうルートの二種類あるので、ウジェインにお立ち寄りの際は、是非利用してみて欲しい。

そしてもし、現在でもこのマヒンドラが生き残って健在であるならば、願わくば写真と共にご一報いただければ嬉しい。

ウジェイン2:マヒンドラよ永遠に!Yahoo!ブログを加筆修正の上、移転したものです) 

 

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